カンボジア現地より - 第26号 -

1月13日、カンボジアのバッタンバン州カムリエンでJMAS(日本地雷処理を支援する会)の高山良二さんの部下で地雷撤去処理中あやまって死亡した現地のメンバー7名(男性4名、女性3名)の慰霊碑が完成し、慰霊祭が行われました。日本から、西元元自衛隊幕僚長をはじめ自衛隊OB5名と私の6名が参加しました。7名の功績を称え、二度と事故の起こらないよう、その日を「地雷処理安全の日」としました。近くには7人のお僧さんの住居もできていました。

滞在した3日間、高山さんの家で寝食を共にし、地雷撤去の現状や爆破の状況など、いろいろ勉強させて頂きました。そして高山さんの活動に全員が感服しました。 撤去後の土地は畑になり、芋などの農作物が植えられます。デマイナー(地雷処理活動家)の人達は、以前はベトナム兵、ポルポト兵、政府軍兵として敵対していましたが、今は仲良く皆で祖国カンボジアの為、地雷処理にあたっています。ただ非常に採用試験は難しく、若い女性が多くいるのはびっくりしました。

自衛隊退職者達による地雷撤去活動という国際貢献の素晴らしさを、多くの人に知って頂き、皆で応援していきたいものです。JMAS(日本地雷処理を支援する会)は愛媛で最初に設立され、2番目は山梨県です。現地の地雷撤去の専門家としてナンバーワンである高山さんは、まさに日本が誇る、そして郷土愛媛が誇る英雄だと思います。亡くなった7名の方の家族に心から寄り添ったケアを行うなど、地域の人からも絶大な信頼を得ています。

私たち「井戸を世界中に22万基掘る会」は高山さんにお願いをして、現地に井戸を掘ってもらっていますが、50基目に完成した井戸を見て来ました。私たちが寄贈した井戸が、現地の人たちに大変感謝されていました。今後もカンボジアに100基の井戸を、どんどん掘っていきたいと思います。


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